ブッダ

- Aco -

久しぶりのブログ更新です。
しかも釣り以外の内容です。

最近、以前から気になっていた手塚治虫の『ブッダ』を読みました。


この漫画を知ったのは、たしか2014年、ブエノスアイレスへ向かう飛行機の中でした。
飛行機の中で見れる映画・アニメの中にこれがあって、何となく見たら強く印象に残って、いつか全巻読もうと思っていました。


悠久に流れる時間と比べれば、人間の一生なんて本当に短いものだけれども、生きている本人にとって『どう生きるか』というのは重要で長期的な問題です。たぶん大抵の人にとって。
それについて揺らがない答えを持っていて、その通りに生きていけるのであれば、その人は賢いというか、余計な考えを持っていないというか、達観しているのだと思います。

「多かれ少なかれ、何かの役に立つ人生を送りたいなぁ。。」というのが、読んだ後の率直な感想です。
今日はそんな感想を持っていても、明日には「役に立とうが立つまいが、俺は○○のために生きていくんだー!!」などと思っているかもしれませんが(笑)

ちなみに、紙ではなくスマホで電子書籍版を購入して読みました。
全14巻が常に手元にあって厚みは一定、全く便利な時代です。
本当は紙の本が好きですが、この便利さは無視できません。

そういえば、少し前までMarikoはトルストイに はまっていました。
私が25歳くらいのときに読もうとしたけれども興味が続かず挫折した(笑)『アンナ・カレーニナ』を手にして気に入ったことがきっかけで、それから何冊かを一気に読んでしまったようです。ロシア文学に興味を持ったのか、最近はドストエフスキーを読んでいるようです。
個人のスマホにしか入っていない電子書籍ではこういうことは起きないでしょう。
これは紙の本ならではの良いところですね。