-Aco-
三島由紀夫の『潮騒』、何となく目に付いて、久しぶりに読み返しました。
前に読んだのは、おそらく22~23歳くらいだったと思います。
その時も気に入ったのですが、約15年経って読み返してみると、より深くというか、しっかりとというか、前とは違う質で楽しみました。
うまく説明できないのですが、以前読んだときは、よく噛まずに楽しんで読んだという感じで、今は、その良さをしっかり噛みしめて読んだという感じです。たぶん。
さらに15年後は、「15年前はまだよく噛んでいなかった」と言っているかもしれませんが。。
本を読み返すのはいいものです。